今回は看板が変われば売り上げが伸びるというテーマで、一軒め酒場(養老乃瀧株式会社運営)の谷酒様に事例をご共有いただきました。
内容は
・1、外観をリニューアルしたことでどのような変化があったのか
・2、サポートをする前はどのような状態だったのか
・3、外観を作るときは「誰にきて欲しいか」のターゲットを明らかにする
もう少し具体的にお伝えしますと・・・
「1」外観をリニューアルしたことで「川崎仲見世通り店」の売り上げが120%にアップしました。
この店舗はもともと売り上げが大きいので、かなりの額・インパクトがありました。そこから他の店舗もリニューアルし、一番売り上げが伸びた店舗では140%のアップでした。
「2」サポートをする前の課題は、他の激安店も出てきて一軒め酒場が徐々に古いイメージになり、売り上げも下がってきてしまっていました。
また「安かろう悪かろう」というイメージがあるのではないかという不安もありました。ですのでコロナ禍中に手作りメニューを強化し、ブラッシュアップを図りました。それをきっかけに「味でも勝負できる」と、美味しさを全面に打ち出した外観・ファサードを依頼しました。
「3」外観を作るときに意識したのは、「月に何度も通えるお店」というコンセプトでした。
そのため外観も「親父が喜ぶ酒と肴だけの店」を目指しました。オープンしてみると女性や若年層もたくさん来店してくださり、客層が広がり売り上げが伸びました。料理も350円を超えるメニューは無く、安さ・美味しさにこだわる企業努力が、店前を通る人に伝えられたかと思います。また、商品のクオリティーが伝わるよう、メニューなどの文字を手書きし、フォントデザインからも美味しさが伝わるようになりました。低価格だけではない魅力を訴求するリニューアルができて良かったです。常連さんはもちろん、「安いから来店する」というお客様を「美味しいから来店する」に来店動機をチェンジすることで、より広い客層にアプローチでき、顧客数も伸びたのではないかと思います。
以上です。
有限会社ジャパンセントラルサイン
取締役 戸田大輔
info@jc-sign.com
有限会社ジャパンセントラルサイン
取締役 戸田大輔
【ご挨拶】あなたのお店のことを探している人はまだまだたくさんいるはずです。店構えが正しく変われば、入店されるお客様も変わります。
【経歴】大手外食チェーンから個人経営の飲食店まで、数多くの外観を手掛けるコンサルタント。関西を中心に全国、海外にも活動の場を広げ、実績は1000件を超える。